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「Visual Studio 2022」がついに64bit化。今夏プレビュー公開

4GBの壁を取り払ったVisual Studio 2022

 Microsoftは19日(現地時間)、統合開発環境「Visual Studio 2022」の初のパブリックプレビューを2021年夏に公開すると発表した。

 Visual Studio 2022は、メインプログラムにあたる「devenv.exe」がついに64bit化し、最大4GBというメモリ制限を取り払った。これにより複雑なソリューションを開いたり、編集したり、実行したり、デバッグしたりするさいも、メモリ不足に悩まされることがなくなる。デモとして、1,600のプロジェクトと約30万ファイルを開くという動画を公開している。

 ユーザーインターフェイスを改良し、コントラスト向上のためにアイコンも更新。読みやすさと合字のサポートを改善するため、新しい固定幅フォントを採用。Accessibility Insightsの機能を統合し、アクセシビリティの問題も、エンドユーザーに届く前に検出できる。

 このほか、Azureや.NETアプリ開発環境の充実、C++20のサポート、デバッグの改善、コラボレーションのためのLive Share機能、自動補完の強化、GitおよびGitHubのサポートなど、多数の改善が含まれる。

古いアイコンと新しいアイコン
.NETの強化