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ファーウェイ、2万円台の9.7型/10.1型Androidタブレット

MatePad T10

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、「MatePad T10」および「MatePad T10s」を23日より発売する。店頭予想価格はそれぞれ2万3,980円前後、2万7,280円前後の見込み。

 前者は9.7型1,280×800ドット、後者は10.1型1,920×1,200ドットのIPS液晶を搭載したAndroidタブレット。ともに独自の「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」を備え、周波数パラメータの自動補正やバーチャル3Dサウンドなどが利用できる。上位のMatePad T10sでは、独自の画像処理技術「HUAWEI ClariVu」を内蔵し、Harman Kardonによるサウンドチューニングも実施している。

 そのほか、横画面で左右に2つのアプリを並べて表示できる「HUAWEIアプリマルチプライヤー」機能や、ブルーライトカットモード、グレースケール表示に切り替えるeBOOKモードなども搭載。子供が使うさいにアプリの利用時間などを制限できるキッズモードも備える。

 おもな仕様はほぼ共通で、Kirin 710A、2GBメモリ、32GBストレージ、EMUI 10.1(Android 10ベース)などを搭載。外部ストレージとして最大512GBまでのmicroSDカードが利用できるほか、カメラは背面に約500万画素、前面に約200万画素のものを装備し、無線周りはWi-Fi 5、Bluetooth 5.0に対応する。

 インターフェイスはUSB Type-Cで、本体サイズはともに約240×159×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約450g。バッテリ容量は約5,100mAh。

MatePad T10s

 また、10.4型の「MatePad」についても新たにCPUなどを強化した上位モデルを追加。23日より発売し、店頭予想価格は3万3,880円前後の見込み。

 2020年6月に発売したモデルから、SoCをKirin 810からKirin 820に、メモリを3GBから4GB、ストレージを32GBから64GBにそれぞれ強化。無線周りでも新たにWi-Fi 6をサポートした。

 そのほかの仕様は従来モデルと同様で、10.4型2,000×1,200ドットIPS液晶、約800万画素前面/背面カメラなどを搭載。外部ストレージとして最大512GBのmicroSDカードにも対応する。

 インターフェイスはUSB Type-Cで、本体サイズは約245×155×7.4mm(同)、重量は約460g。