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Dell、Ryzen 5000搭載14型2in1やGeForce搭載16型ノートなど

 米Dellは13日(現地時間)、Inspironシリーズの2in1およびノートPCを5機種発表した。

Inspiron 14 2-in-1

Inspiron 14 2-in-1

 「Inspiron 14 2-in-1」は、ヒンジが360度回転するコンバーチブルタイプの14型2in1。アジア地域では13日より発売され、価格は729ドルから。

 8コアのRyzen 7 5700Uまたは6コアのRyzen 5500Uを搭載する「Inspiron 14 2-in-1(7415)」と、第11世代Coreを搭載する「Inspiron 14 2-in-1(5410)」をラインナップし、後者はディスクリートGPUとして、GeForce MX350を実装するモデルも用意する。

 メモリは8GB~16GB、ストレージは128GB~2TBのNVMe SSD、ディスプレイは共通でタッチ操作対応のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶。OSはWindows 10 Home/Sモード。

 インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0 Type-C(USB PD、DisplayPort対応)、USB 3.0×2、HDMI、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、microSDカードリーダ、720p Webカメラ、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは321.5×211.35×16.32~17.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5kgから。バッテリは3セルの41Whと4セルの54Whの2種類が用意されている。

Inspiron 16 Plus(7610)

Inspiron 16 Plus(7610)

 「Inspiron 16 Plus(7610)」は、CPUに第11世代のCore Hシリーズを、GPUにGeForce GTX/RTXを搭載する16型ノート。アジア地域では6月4日より発売され、価格は949.99ドルから。

 GeForce RTX 3060搭載モデルでは、3基のファンと5本のヒートパイプで強力に冷却。ほかのGPUでは2基のファンと3本のヒートパイプという構成になる。現時点での正確な本体サイズや重量は不明だが、筐体はアルミニウムを採用している。

 ディスプレイは16:10の画面比で、解像度は3K(3,072×1,920ドット)。10bitカラーに対応し、輝度は300cd/平方m、コントラスト比は1,000:1、sRGBカバー率100%の色再現率を備える。ブルーライトを軽減するパネルを搭載。

 メモリは8GB~32GB、ストレージは256GB~2TBのNVMe SSD、OSはWindows 10。インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.0、HDMI、SDカードリーダ、720p Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力端子などを装備。

Inspiron 13/14/15

Inspiron 13

 13.3型の「Inspiron 13」、14型の「Inspiron 14」、15.6型の「Inspiron 15」も順次発売し、CPUは第11世代Core HシリーズとUシリーズ、Ryzen 5000シリーズなどが搭載される。

 一例として、Inspiron 13(5310)は価格が599ドルからで、CPUがCore i7-11370H/i5-11300H/i3-1125G4、メモリが8~16GB、ストレージは128GB~2TBのNVMe SSDまたはIntel Optane Memory H20(32GB+512GB/1TB)、ディスプレイは13.3型1,920×1,200ドットまたは2,560×1,600ドット液晶、OSはWindows 10 Pro/Home/Sモード。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2(USB PD、DisplayPort対応)、USB 3.0、HDMI、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、720p Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは296.78×210×13.9~15.9mm(同)、重量は1.25kg。

Inspiron 14
Inspiron 15