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エプソンダイレクト、ファンレスも選べる4画面同時出力対応の小型PC

Endeavor ST50

 エプソンダイレクト株式会社は、ディスプレイ背面への設置も可能な小型PC「Endeavor ST50」を発売した。基本構成時の価格は6万9,080円。

 Endeavor ST50は、約150×150×33mm(幅×奥行き×高さ)の小型筐体を特徴とするPC。本体はそのまま設置できるほか、オプションの一体型キットを利用したディスプレイ背面への装着も可能で、さまざまな用途で活用できるとする。また、映像出力対応のUSB 3.1 Type-Cポートを2基備え、HDMI、DisplayPortとあわせて最大4画面のマルチディスプレイ構成も実現できる。

 基本構成時のおもな仕様は、Celeron 6305(ファンレスも選択可)、4GBメモリ、128GB SATA SSD、Windows 10 Homeなどを搭載。CPUはCore i3-1115G4やCore i5-1135G7、OSはWindows 10 Proが選べるほか、最大32GBメモリや最大1TB SSD/HDDも選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.1×4(うち2基Type-C)、USB 3.0、USB 2.0、Gigabit Ethernet、HDMI、DisplayPort、音声入出力などを装備。Wi-Fi 6+Bluetooth 5.1もオプションで選択できる。

 重量はファンレス時で約0.7kg、ファンつきで約0.73kg(ともにスタンド非装着時)。

 そのほか派生モデルとして、OSにWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSCを採用した組み込み用途向けの「Endeavor JS50」もあわせて発売。基本構成時の価格は7万4,580円。

ディスプレイ背面装着時