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Android用「Google日本語入力」がサポート終了。Gboardへの乗り換えで気になる点を解説

Google日本語入力

 Android用日本語入力アプリ「Google日本語入力」のサポートが、2021年3月31日で終了する。Googleでは後継となる「Gboard」への乗り換えを推奨している。

 Gboardの使い勝手はGoogle日本語入力とほとんど変わらないが、QWERTYキーボード利用時で、標準では各アルファベットを長押ししたさいに記号を入力できなくなっていて、句点の長押しで入力するようになっている。ただ、設定で「長押しで記号表示」をオンにすれば従来どおり利用できる。

 Gboardが便利なのは多くの言語を使っている場合で、スペースバー横の地球のアイコンをタップすることで、Gboard内で瞬時に切り替えられるため、複数の入力システムを入れている場合でも、言語切替方法の違いに煩わされることは少なくなる。

Gboardの日本語モード。記号キーの代わりのShiftキーが入った
デフォルトでは各アルファベット長押しで記号を入力する機能がオフになるので、Google日本語入力でその方法に慣れているなら、オンにしておくとよい
これで見た目的にはGoogle日本語入力とほとんど一緒だ
Gboardは日本語のみならず、英語や中国語などにも対応する

 一方で、フリック入力モードでは、キーボード盤面で全音が表示されなくなっているほか(長押しでガイドは出る)、英字入力時に下フリックで大文字として入力するといった機能は省かれて、Shiftキーを使うことになる。