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Xiaomi、ブランドロゴを刷新。原研哉氏がデザイン

左が新ロゴ、右が旧ロゴ。変化は少なく親しみやすいが、背後には原研哉氏の協力があった

 中国Xiaomiは30日(現地時間)、新製品発表会を開催。この冒頭で雷軍CEOは、10年目を節目にブランドロゴを刷新すると発表した。

 ロゴは従来のオレンジ色をベースに、四隅の角を丸めたデザインとなった。また、黒と灰色をアクセントに取り入れていく。これだけだと変化が小さいように思えるが、じつは2017年頃から日本のグラフィックデザイナー原研哉氏と共同で、3年間かけてデザインしたという。

 Xiaomiが掲げている「テクノロジーは人の生活に寄り添うものである」という思想に基づき、「人が生きているなら、テクノロジーも生きている。そのため、ロゴも生命(Alive)の要素を取り入れた」としている。

原研哉氏
原研哉氏が自らビデオメッセージで新ロゴを日本語で紹介した
オレンジ色をベースに、黒や灰色をアクセントにしている
ロゴタイプも刷新し、ハイエンドスマートフォンを中心に取り入れる

 本社の看板がすでにロゴの刷新が行なわれているほか、今後は旗艦店を筆頭に変更が行なわれていく。

 製品については今後順次刷新していくが、第1段製品として原研哉氏がデザインを手掛けたエコ袋を29.9人民元で投入する。このエコ袋には、紙のような質感でありながら、不織の堅牢性を併せ持つデュポンのTyvek(タイベック)を採用。汚れたら洗えるほか、製造時に一切化学添加物を使わず、処分のさいも水と炭素しか発生しないとしている。

新ロゴが入ったエコ袋
デュポンのTyvekを採用
汚れたら水で洗える