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Microsoft、AIがプレゼンのうまさを評価/指導してくれる機能

PowerPoint for Webに追加された「Body language」

 米Microsoftは17日(現地時間)、AIがPowerPointを用いたプレゼンをコーチしてくれる機能「Presenter Coach」を全プラットフォーム向けに公開した。Web版PowerPoint向けには2019年6月より提供していたが、WindowsやmacOS、iOS、Android版などでも利用可能となった。

 PowerPointのリハーサル機能のなかで利用できるもので、ユーザーが実際にプレゼンテーションしている様子をAIが分析し、話すスピードや調子の単調さ、「あー」や「えー」などといったフィラーワードの使用、文法に関する不備などについて指摘を行なう。リハーサル終了後には評価結果に関するレポートも提供する。

 さらに、PowerPoint for Web向けに新たな批評項目を追加。Webカメラを通じて、聞き手からのユーザーの見え方やカメラとの距離感、聞き手を見ている(アイコンコンタクトをしている)かどうかに関して評価する「Body language」、同じ単語を何度も繰り返しているかどうかをチェックし、リストアップや類義語の提案などを行なう「Repetitive language」、発音の誤りを見つけて指摘する「Pronunciation」の3点について、新たにAIによるフィードバックを受けることが可能となる。

Repetitive language
Pronunciation