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旧Microsoft Edgeがサポート終了。4月より自動削除

 米Microsoftは9日(現地時間)、EdgeHTML版「Microsoft Edge」のサポートを終了した。今後はEdgeHTML版Microsoft Edgeに対してセキュリティ更新プログラムが提供されず、4月のWindows 10月次セキュリティ更新時に削除される予定。

 EdgeHTML版Microsoft Edgeは、Windows 10のデフォルトWebブラウザとして2015年から一般提供を開始。2018年12月、新旧のWebアプリケーション、Webサイトへの互換性向上などの理由でChromiumベースへの切り替えが発表され、翌2019年よりChromium版の提供が始まった。2020年9月に配信されたWindows 10バージョン20H2からは、ChromiumベースのMicrosoft Edgeが標準で搭載されている。EdgeHTML版のサポート終了は、2020年8月に告知されたもの。3月9日に配信されたセキュリティパッチが最後の更新となる。

 なおMicrosoftが2月に更新したブログ記事では、Chromium版Microsoft EdgeでもEdgeHTMLをサポートすることや、キオスクモードで使用している場合は再設定が必要となることなどの注意点が挙げられている。