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Chromeの更新期間が6週間から4週間に短縮

 米Googleは4日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」のメジャーリリース期間を6週間から4週間に短縮すると発表した。

 Chromeはセキュリティ、安定性、速度、シンプルさをユーザーとWebに提供するために、これまで6週間ごとのメジャーリリースを目指してきた。そういったなか、テストとリリースプロセスの改善を努め、セキュリティアップデートについては、ほぼ隔週で提供できるにいたった。

 リリースサイクルと新機能提供をより短い期間で提供できることが明確となったことで、第3四半期提供予定のChrome 94からは、リリース更新期間を6週間から4週間に短縮する。

 加えて、「Extended Stable」オプションを追加。こちらは8週間ごとの更新となっており、大企業の管理者およびChrominum組み込み開発者向け。セキュリティパッチも2週間ごとのオプションを提供し、重大な問題を修正する。

 Chrome OS向けには複数のオプションを用意。今後数カ月のうちに、Chrome OS管理者向けに詳細を提供するとしている。