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新型コロナワクチンの予診票、厚労省が公開

 厚生労働省は16日、新型コロナワクチン接種時の予診票を公開した。ワクチンの接種にさいして、過去に発症したことのあるアレルギー症状や常用薬、当日の体調などに関する質問に回答することで、医師が接種の可否を判断する目的。

 厚労省では予診票と同じ特設ページ上に「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」も併せて掲載しており、ここではワクチンの効果や接種の対象、回数、間隔、摂取量、注意事項、副反応などを説明している。

 今回接種が行なわれるのは、米ファイザーと独バイオンテックが開発したmRNAワクチン「コミナティ筋注」。16歳以上を対象に、3週間の間隔を空けて2回接種する(16歳未満への有効性と安全性は現時点で明らかになっていない)。

 日本では1億4,400万回分(7,200万人分)の供給を受けることになっており、今後はこれに他社からの供給分が加わる見込み。医療従事者を優先に、17日から接種がはじまる。公費対象であり、希望者は無料で接種できる。