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Anker、FMトランスミッタ4機種を自主回収。電波法に適合せず

Roav FM Transmitter F0

 アンカー・ジャパン株式会社は11日、同社の販売するFMトランスミッタ製品について自主回収を実施すると発表した。

 対象製品は、2018年発売の「Roav FM Transmitter F0」、「Roav FM Transmitter F2」、2019年の「Roav FM Transmitter F3」および2020年の「Roav FM Transmitter T2」の4機種。これらの製品を所有するユーザーに対しては、専用のオンライン窓口または電話窓口を通じて回収および返金を受け付けている。受付時間は前者が24時間、後者が平日の9時~17時となる。

 発表によれば、関東総合通信局の通知により、Roav FM Transmitter F0が電波法の定める微弱電波の基準値を上回る強度のFM電波を発する状態となっていたことが判明。これを受け、類似製品について調査を行なったところ、通知を受けたものを含む計4製品で問題が確認できたため、自主回収に至った。

 なお、今回の問題には人体に悪影響をおよぼしたり、ほかの機器に損傷を与えるといった危険性はないとしている。