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Intel、内蔵GPUドライバなどに脆弱性。対応パッチを公開

 米Intelは9日(現地時間)、CPU内蔵GPUのドライバに存在する脆弱性など、複数の製品の脆弱性に関する情報を公開した。

 CPU内蔵GPUドライバについては、ローカル経由で認証されたユーザーによる特権昇格が可能な恐れのある脆弱性(CVE-2020-0544/CVSS評価スコアは8.8、CVE-2020-0521/同7.7など)を含む、複数の問題を報告している。

 影響を受ける製品は第3~10世代プロセッサ向けのWindows 7/8.1/10用ドライバのうち、バージョン15.33.51.5146、15.36.39.5145、15.40.46.5144、15.45.32.5164、26.20.100.8141、27.20.100.8587以前のもの、およびLinux用ドライバのうちカーネルバージョン5.5以前のもの。

 そのほか、Wi-FiモジュールやEthernetコントローラのドライバ、SSD Toolboxなどに関する脆弱性に関して情報を公開しており、アップデートなどの対策を行なうよう奨めている。