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2.4/5.6GHz帯に中継電波を限定できる「離れ家モード」搭載Wi-Fi中継機

離れ家モード搭載Wi-Fi中継機「WTC-C1167GC-B」

 エレコム株式会社は、屋外に対応した「離れ家モード」搭載Wi-Fi中継機「WTC-C1167GC」シリーズを2月上旬に発売する。価格は7,040円。本体色はブラック(型番末尾:-B)とホワイト(同:-W)の2種類を用意する。

 これまでのWi-Fi中継機は、屋外利用できないW52/W53(5.2~5.3GHz)帯での電波利用を明示的にオフにする機能がなかったり、あっても設定にたどり着くまで手間がかかったりした。

 本製品では、スライドスイッチ1つで、中継電波に屋外利用が可能な帯域(2.4GHzおよび5.6GHz帯)のみ利用する「離れ家モード」を搭載。これにより、母屋に設置したルーターから、離れ家に設置した本機までの接続に、屋外利用可能な電波帯のみ利用を限定し、接続することが可能となった。

 アンテナにはグループ会社のDXアンテナ監修の「ハイパワー内蔵アンテナ」を搭載。死角のない全方向に対し、感度の良い通信を実現したという。5GHz帯(IEEE 802.11ac/n/a)での通信速度は最大867Mbps、2.4GHz帯(IEEE 802.11n/g/b)での通信速度は最大300Mbps。

 バンドステアリングやビームフォーミングZ、MU-MIMOをサポートするほか、Gigabit Ethernetポートを1基備え、イーサーネットコンバータとして利用できる。LEDの点灯状態で電波接続状況がわかるほか、WPSボタンによるワンタッチ接続に対応。コンセント直挿しデザインを採用し、2口コンセントで干渉を抑える仕様とした。

 本体サイズは62×91×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約125g。

ホワイト筐体のWTC-C1167GC-W
壁コンセントの隣のポートに干渉しない仕様
LEDで通信状況がわかる