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AMD、Ryzenシリーズの好調受け大幅な増収増益。2020年第4四半期

 米AMDは26日(米国時間)、2020年第4四半期(10月〜12月)および通年の決算を報告した。

 同報告によると、2020年第4四半期は売上高が32億4,000ドル(3,356億6,400万円、1ドル103.6円で換算)、営業利益が5億7000万ドル(590億5,200万円)、純利益が17億8000万ドル(1,844億800万円)、1株あたりの利益は1.45ドルだった。

 収益はコンピューティングおよびグラフィックス部門、エンタープライズ、組み込みおよびセミカスタムセグメント部門のいずれもが好調だったことに牽引されており、前年比53%増となったほか、四半期比でも16%増収と好調を収めている。

 内訳として、コンピューティング部門、グラフィックス部門の収益は19億6,000万ドル、エンタープライズ、エンベデッド、セミカスタム部門の収益は12億8,000万ドルとなっており、前者はモバイル/デスクトップともにRyzenシリーズの販売が増加したこと、後者はセミカスタムおよびEPYCプロセッサの売上高の増加が影響したと説明している。

 一方、2020年全体の決算は、総収益が97.6億ドル(2019年比45%増)、営業利益は13.7億ドル(2019年比でおよそ2倍)、純利益は24.9億ドルで、こちらも同社の好調ぶりを示す結果となった。