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10代女性の2人に1人が配信を経験。NTTBP調べ

コロナ以降(2020年3月以降)のスマートフォンやPC・タブレットでの動画視聴サービス/動画配信サービスの利用頻度

 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTTBP)は25日、「通信デバイスのデータ使用に関する意識調査」の結果を発表した。2020年12月26日から2021年1月5日の期間、15~59歳の男女300名にWebアンケート方式で調査したもので、調査対象地域は東京都・大阪府・福岡県となっている。

 調査結果によれば、全体の62.4%がコロナ禍での動画視聴および配信サービスの利用頻度が増えた(とても増えた・やや増えたを含む)と回答。視聴だけでなく自身が配信を行なったことがあると答えたのは、全体で31.9%となり、10代女性では2人に1人が配信したことがあると答えている。同社では、動画配信プラットフォームの増加の影響があると分析している。

 また、これらのサービスの利用場所については、1位の自宅に続き、2位が「電車、バス、飛行機」(全体の11.9%)、3位が「学校、通勤先、オフィススペース」(同9.6%)となった。40代男性については、コンビニエンスストアで利用すると回答した割合がほかより多かったのも特徴的だったとしている。

動画配信サービスでの配信を利用したか(左上は全体、右上は女性のみ)、動画視聴サービスまたは動画配信サービスを利用する場所(下、複数回答可)
フリーWi-Fiを利用するさいに困ったこと

 スマートフォンなどのデータ通信量の節約については、節約したいと思う・やや思うと回答した人が全体の82.4%にのぼった。また、フリーWi-Fiの利用経験について尋ねたところ、全体の約8割があると回答。なかでも10代女性は91.1%があると回答しており、もっとも比率が高くなった。

 フリーWi-Fiに接続するさいの不安については、不安がある・ややあると回答した人が70%となった。その理由についても聞いたところ、セキュリティ面が心配との回答がもっとも多く得られたほか、弱い電波につながってしまうといった回答も多くみられた。