実機写真で見る、NEC PCのTiger Lake搭載8型2in1「LAVIE MINI」

LAVIE MINI

　NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、CES 2021にて8型コンバーチブル2in1のプロトタイプモデル「LAVIE MINI」および、13.3型モバイルノート「LAVIE Pro Mobile」の北米向けモデルを発表した。

　LAVIE MINIは、タッチ対応8型1,920×1,200ドット液晶を搭載した2in1。製品化などについては未定だという。第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1180G7(Iris Xe Graphics内蔵)に加え、16GB LPDDR4X-4266、256GB PCIe SSD、Windows 10 Homeなどを備える。

　パソコン向けゲームを遊ぶ用途も想定し、ドックや脱着式の専用ゲームコントローラも用意。ドック接続時はUSB 3.0 Type-A機器が使えるだけでなく、HDMI出力を利用した大画面でのゲームプレイも可能となる。専用のゲームコントローラを取りつければ、携帯ゲーム機のような運用も行なえる。

　インターフェイスは、本体がUSB 3.1 Type-C×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、Windows Hello対応Webカメラ、1.5W+1.5Wステレオスピーカー、3.5mmコンボジャック。ドックがUSB 3.1 Type-C×2(同)、USB 3.0 Type-A×2、HDMI。

　本体サイズは200×147×16.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は579g。バッテリ容量は26Wh。

天板ロゴは光る設計。キーボード部にもバックライトが内蔵されている

記号キーなどをFnキー列下に配置した変則的な日本語配列。小型マシンはさまざまな持ち方をされるため、どの向きからでも押しやすい丸形キートップを採用したという

右側面には3.5mmコンボジャック

左側面には電源ボタン

背面。USB 3.1 Type-C×2と通気口を装備。Type-Cポートの間の金色の凹みはドックに差し込むさいのガイドとなる

ドックはタブレットモードのときのみ差し込める

ドック装着時

ドック背面。各種ポートと本体にあわせた通気口を用意

ゲームコントローラ。ボタン配置はXboxシリーズのものと同様で、本体とは無線で接続。振動機能つき

コントローラ裏面。両グリップ部分には駆動用の乾電池が入る

左グリップ部分。コントローラ使用時は本体の電源ボタンがふさがれるため、別途電源ボタンを用意

右グリップ部分。本体装着後のロック兼コントローラの電源となるスライドスイッチを装備

本体装着時。本体は下からスライドで差し込む

左右のバンパーボタン・トリガーも装備

　LAVIE Pro Mobileは、重量889gの13.3型軽量モバイルノート。北米向けモデルのため、英語配列キーボードを搭載している。CPUが第11世代Coreに刷新され、Core i7-1165G7、16GB LPDDR4X-4266、512GB PCIe SSD、Windows 10 Homeを備える。

　インターフェイスは、USB 3.1×3(うち2基Type-C)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HDMI 2.0b、Windows Hello対応Webカメラ、microSDカードスロット、2W+2Wステレオスピーカー、3.5mmコンボジャックなどを装備。

　本体サイズは307.2×216×16.7mm(同)。バッテリ容量は49Whで、駆動時間は最大10時間。

LAVIE Pro Mobile

キーボードは英語配列