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Lenovoの最新ゲーミングノートはすべてRyzen 5000搭載
2021年1月13日 03:00
Lenovoは13日(香港時間)、ゲーミングノート「Legion」シリーズ4モデルを発表した。第1四半期中に市場投入される。
今回発表された4モデルはすべてAMD最新のRyzen 5000 HシリーズCPUを搭載。一線級の性能とバッテリ駆動時間を両立させたとしている。GPUも最新のGeForce RTX 3000シリーズを搭載し、RTコアやTensorコアを活用したゲームがプレイできる。
また、Legion 7とLegion 5 Proはいずれも世界ではじめて2,560×1,600ドット(16:10)表示対応の16型IPS液晶を搭載。165Hzのリフレッシュレートと3msの高速応答をサポートし、G-SYNCおよびFreeSyncにも対応。4辺狭額縁、100% sRGB対応、Dolby VisionおよびDisplayHDR 400のサポートも謳われている。
独自のAIエンジンを利用した最適化機能も搭載しており、CPUとGPUのTDPを調節しながらオーバークロックを行ない、フレームレートを最大化する。現時点では16タイトルをサポートするという。ほかのゲームについてもAIエンジンを駆使し、性能を最大限に引き出すとしている。
また、「Coldfront 3.0」と呼ばれる熱管理も搭載。吸気口とデュアルファン、4つの排気口つきベイパーチャンバー機構(一部モデルのみ)により、多くの熱を素早く処理できるとしている。Fn+Qのホットキーで、熱処理の最大化/AI処理/静音化モードを切り替えられる。
このほか、Harmanスピーカー、Nahimic Audio技術、TrueStrikeキーボードなどを備え、Xbox Game Pass 1カ月無料利用権が付属する。
Legion 7
「Legion 7」の最大構成では、CPUにRyzen 9 5900Hプロセッサ、GPUにGeForce RTX 3080を搭載。先述のとおり、2,560×1,600ドット表示/G-SYNC/sRGB 100%/165Hzに対応した16型IPSディスプレイを備える。このほか、Killer AX1650によるWi-Fi6や、720p対応のWebカメラなどを搭載。
Legion Slim 7
「Legion Slim 7」は世界最薄の15.6型ゲーミングノートとして2020年にリリースされたが、今回最大構成では、CPUをRyzen 9 5900H、GPUをGeForce RTX 3060 with Max-Q Designに変更。液晶はフルHD/Adobe RGB 100%/144Hz、または4K/sRGB 100%/60Hzを選択可能。非ゲーミング時はUSB PDによる充電も可能。
Legion 5 Pro
「Legion 5 Pro」はLegion 7と同じ16型IPS液晶ディスプレイを搭載。最大構成では、CPUはRyzen 9 5800H、GPUはGeForce RTX 3070などとなる。