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NVIDIA、ビデオ会議で顔の向きや視線の補正などを可能にする技術
2020年10月6日 15:05
米NVIDIAは5日(現地時間)、ビデオ会議サービス向けのクラウドプラットフォーム「Maxine」を発表した。
Maxineは、同社製GPUに搭載されているAI向け演算ユニットTensor Coreを活用した機能。クラウド上で実行され、パソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスに対してリアルタイムで機能が提供できる点が特徴となっている。
AIを活用してビデオ会議ツールの品質向上を実現でき、低解像度の映像に対する超解像機能や音声のノイズ除去、リアルタイムの文字起こしや翻訳、H.264の10分の1の帯域幅で映像を伝送する圧縮技術などが利用できる。GANs(Generative Adversarial Networks、敵対的生成ネットワーク)を活用して、カメラに映った顔の向きや視線の補正も可能となっている。