富士通株式会社は、同社初の国内向けネットブック「LOOX M」シリーズを4月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。本体色はレッドの「M/D10R」、ホワイトの「M/D10W」の2色で、同社直販ではブラックモデルも用意される。
富士通が国内向けに初めて投入するネットブック。同社は、小型PCのカテゴリではAtom Z500シリーズ搭載の5.6型UMPC「LOOX U」を発売しているが、今回新たにLOOXブランドとしてネットブックが追加された。キーボードは日本語84キー、キーピッチは約17.2mm。
主な仕様は、Atom N270(1.60GHz)、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 160GB、1,024×576ドット表示対応10.1型ワイド液晶(LEDバックライト)、OSにWindows XP Home Editionを搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、ミニD-Sub15ピン、SDカード(SDHC)/メモリースティック(PRO)対応スロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約2.6時間、オプションの大容量バッテリでは約5.3時間。本体サイズは258×189×29~34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg。
LOOX M レッド | LOOX M ホワイト |
直販のみのブラックモデル |
(2009年 4月 21日)
[Reported by 山田 幸治]