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macOS、ストリーミングでHDR再生時のバッテリ寿命を改善するアップデート など

 Appleは、macOS Catalina 10.15.6補足アップデート、iOS 13.6.1、およびiPadOS 13.6.1を公開した。

 macOSの補足アップデートでは、仮想化アプリケーションの実行時に発生する可能性がある安定性の問題、2020年モデルのiMac(27型)でスリープ直後に液晶の色が薄く表示される問題、ソフトウェアの更新後にコンピュータ名が変更される可能性がある問題などを修正。そのほか、HDR対応のノートパソコンでビデオストリーミングを再生したさい、バッテリ持続時間の改善のために最適化するオプションや、米国で提供している「Apple News」ではローカルニュースを受信できるようになった(同機能は日本では未提供)。

 iOS 13.6.1/iPadOS 13.6.1では、使用可能なストレージが少ない場合に、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されないことがある問題を修正。iOSではこれに加え、温度管理の問題から一部の液晶で緑がかって表示されていた問題、新型コロナ感染者との接触通知(参照:GoogleとApple、新型コロナ感染者との濃厚接触通知アプリのAPI提供)が一部のユーザーで無効になることがある問題も修正した。