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Gmail新UIで、チャットやビデオ通話機能などを一元集約

 Googleは16日(現地時間)、法人向けオフィススイートのG Suiteで提供する、メール、チャット、ファイル、タスク、ビデオなどといった各種ツールに一元的にアクセス可能にする新UIの提供を発表した。

 今回の新しいUIは在宅勤務といったコロナ禍におけるニューノーマルな働き方を支援する試みとして投入され、Gmailのトップ画面からさまざまなツールに即座にアクセスでき、ウィンドウを切り替えたり、階層をたどったりといった手間を減らして、作業に集中することができる。

 チャットからビデオ通話への即座の参加、チャットメッセージのメールの受信トレイへの転送、チャットメッセージからのタスクの作成などといったこれらの作業がGmail上の画面で完結可能。検索機能も拡張し、チャットメッセージを含めて1カ所から検索が行なえるようになった。さらに、ルームのピン留め、入室禁止、ステータスの「外出中」表示などが行なえるようになっている。

 また、チャットルールに関して、長期的なプロジェクトをよりよく進めるために、コラボレーションを拡張するものとして、ファイル共有やタスク機能を追加。共有チャット、重要なドキュメント、To-Doに1カ所から即座にアクセスできることに加え、チャットでは別会社の人を招くためのルームを作れるため、組織をまたいだ活用も可能となった。

 新UIは今後数週間かけて順次拡大していく予定。

 なお、将来的には、Gmail上でのビデオ通話のピクチャインピクチャ表示や、Google MeetをGoogleドキュメント/スプレッドシート/スライドのように統合することなど、シームレスなソリューションを提供していくとしている。