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企業向けGmail、ChatやMeetの統合度を高め使いやすさ向上

新しい統合ビュー

 Googleは、企業向けのGoogle Workspaceにおいて新しい統合ビューを導入すると発表した。Gmail画面の左側にチャットやMeetなどのナビゲーションボタンが表示され、サービス間の遷移がやりやすくなる。

 実装は、Google Workspace Essentials以外のプラン向けに2月8日より順次展開し、オプトインすることでこの統合ビューに設定できる。4月までにはオプトインしていないユーザーもデフォルトで統合ビューが表示されるようになるが、設定によって従来のGmailに戻せる。2022年第2四半期の終わりまでには、標準が統合ビューとなり、元に戻すオプションを用意しないとしている。

 新しいビューでは、ブラウザのタブを切り替えたり新しいウィンドウを開いたりすることなく、受信トレイと重要な会話を切り替えたり、会議に参加したりできるほか、通知バブルで注意が必要なものを容易に把握できる。また、検索バーによる検索では、メールとチャットの両方に対して検索が行なわれるため、必要な情報を即座に見つけられるとしている。

従来のUIを利用している場合、新しいUIを試すメッセージが出る