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EIZO、GbEポート内蔵でUSB Type-C接続対応の27型/24.1型液晶
2020年7月16日 15:00
EIZO株式会社は、USB Type-C接続に対応した液晶ディスプレイ2機種を発表した。27型WQHDの「FlexScan EV2795」は8月28日より、24.1型WUXGAの「FlexScan EV2495」9月25日よりそれぞれ発売する予定。価格はともにオープンプライスで、直販価格は前者が93,500円、後者が72,600円。
どちらの製品も、USB 3.0 Type-C接続による映像入力および最大70Wまでの給電をサポートした液晶ディスプレイ。同ポート以外にUSB 3.0 Type-C、Type-A×3、Gigabit Ethernetを内蔵し、映像表示とともにドックとしても使用可能。ポート類の少ないノートPCでも使いやすい設計とした。
USB Type-Cポートを通じたデイジーチェーン接続にもはじめて対応。PCからケーブル1本でマルチディスプレイ環境が構築可能で、デイジーチェーン接続時は各ディスプレイのポートを利用したり、表示設定などを保存/切り替えできる専用ユーティリティ「Screen InStyle」も使用できる。
独自開発のスタンドにより昇降機能を強化。ノートPCと上下に画面を並べやすくなり、作業効率の向上が図れるとする。加えて、-5～35度のチルト、左右344度のスイベル、左右90度ずつのピボットにも対応する。
そのほか、内蔵のKVM機能により、ディスプレイに接続した1組のマウス/キーボード/有線LANを2台のPCの間で切り替えて使用可能。目への負担を軽減する自動調光機能やフリッカーフリー、ブルーライトカット機能なども備える。
おもな仕様はほぼ共通で、非光沢IPSパネルを採用し、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。解像度はEV2795がWQHD(2,560×1,440ドット)、EV2495がWUXGA(1,920×1,200ドット)となる。
インターフェイスはともに、HDMI、DisplayPort、USB 3.0 Type-C(USB PD/DP Alt Mode対応)、同Type-A×3、同Type-B(アップストリーム)、Gigabit Ethernetを装備。
本体サイズ/重量は、EV2795が611.4×230×368.6～545.2mm(幅×奥行き×高さ)/約8.5kg、EV2495が531×230×356.1～538.4mm(同)/約7.6kg。