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Acer、初の高耐久ノート/タブレット「ENDURO」シリーズ

ENDURO N7

 台湾Acerは23日(現地時間)、年次の新製品発表イベント「next@acer」を開催し、このなかで初となる高耐久ノートPC「ENDURO N7」、「ENDURO N3」を発表した。後者のみ、北米で8月の投入を明らかにしており、価格は899ドルより。

 Dellの「Rugged Extreme」やパナソニックの「タフブック」と競合するモデルで、MIL-STD 810G準拠のミリタリーグレードの耐久性を謳う。

 上位のENDURO N7は、IP65準拠の防塵/防水設計となっているほか、10時間駆動でホットスワップ可能なバッテリや、そのまま持ち運べるキャリーハンドル、屋外でも見やすい700cd/平方mの14型フルHD液晶ディスプレイなどを備える。CPUは第8世代Core i5を搭載する。

持ち運び可能なハンドルを装備
MIL-STD 810GやIP65に準拠する

 一方下位のENDURO N3は、IP53準拠の防塵/防滴設計となるが、重量が1.985kg、厚さが24.85mmに抑えられており、一般的なノートPCと遜色ないポータブル性が特徴。-30℃~60℃の広い動作温度にも対応。ファンもあらゆる角度の水滴を弾く「Aquafan」を採用する。

 また、最高で第10世代Core i7、32GBのDDR4メモリ、512GBのNVMe SSDおよび1TB HDD、GeForce MX230グラフィックスを選択可能など、高性能を特徴としている。バッテリ駆動時間は最大13時間。

ENDURO N3
薄型筐体だが、ちょっとした落下ではびくともしないし、雨のなかでも問題なさそうだ

 このほか、第7世代Core m3搭載でIP65準拠の高耐久タブレット「ENDURO T5」や、IP54準拠のタブレット「ENDURO T1」(10型Windowsおよび8型Android)なども新たにラインナップしている。

ENDURO T5
ENDURO T1(Windows)
ENDURO T1(Android)