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Windows 10プレビュー版、自動整理機能がダウンロードフォルダのファイルを勝手に消さないように変更

ストレージセンサー

 Microsoftは3日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 19640(20H2)」をFast ringで公開した。

 Build 19640では新機能の追加はなく、機能の改善にとどまっている。1つ目は、ユーザーからのフィードバックにもとづいて行なわれたStorage Sense(日本語名 : ストレージセンサー)の挙動変更。ストレージセンサーとは、「設定→システム→記憶域」に用意されている不要なファイルを自動的に削除して空き領域を増やすための機能で、今回ダウンロードフォルダが何かしらのクラウド機能で同期されている場合に、ダウンロードフォルダの中身を自動的に消去しないように、消去オプションを無効化した。

 2つ目の改善はログインロジックに関するもので、セットアップが完了したシステムでログイン時にユーザー名を入れるさいに、間違えて頭にスペースを入れた状態で入力してしまっても、エラーを起こさないようになっている。