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Dell、世の半数の15型よりも小さい17型ノート「XPS 17」

 Dellは13日(現地時間)、狭額縁ディスプレイ採用の15.6型ノート「XPS 15」、17.3型ノート「XPS 17」を発表した。

 両モデルともに4辺狭額縁の“InfinityEdge”ディスプレイを採用したモデル。このうちXPS 17はXPSシリーズ10年ぶりの17.3型となり、市場にある15型ノートPCの48%よりも小さい世界最小の17型モデルを謳う。いずれも第10世代Coreを搭載し、GeForce搭載を選択可能。アスペクト比16:10のパネルを採用するのも特徴。

XPS 17

 XPS 17は今夏登場予定。詳細仕様は未公開だが、最高で8コア16スレッドの第10世代Core i7プロセッサと、64GBのメモリ、GeForce RTX 2060 Max-Q、Wi-Fi 6を搭載することが明らかとなっている。価格は1,499.99ドルより。

 液晶はオプションで3,840×2,400ドット表示対応を選択可能で、Adobe RGB 100%/DCI-P3 94%の広色域に対応。コントラスト比は1,650:1、輝度500cd/平方mに達し、DisplayHDR 500に対応し、ゴリラガラス6で覆われている。

 インターフェイスはThunderbolt 3×4(うち2基はUSB PDとDisplayPort出力に対応)、SDカードスロット、3.5mmステレオミニジャックなどを備える・

 本体サイズは374.45×248.05×19.5mm(同)、重量は56Whバッテリモデルで2.11kg、97Whバッテリモデルで2.51kg。

XPS 15

 XPS 15は米国ではすでに販売開始されているもので、こちらは高性能15型ノートとして最小としている。本製品も、Dolby Vision準拠のHDRと、Adobe RGB 100%/DCI-P3 94%の広色域液晶を搭載。3,840×2,400ドットモデルのコントラスト比は1,650:1、輝度500cd/平方mに達し、DisplayHDR 400に対応する。画面はゴリラガラス6で覆われている。

 XPS 15の下位構成は、CPUにCore i5-10300H(ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB NVMe SSD、1,920×1,200ドット表示対応15.6型液晶ディスプレイ、3セル56Whバッテリ、OSはWindows 10 Homeなどを搭載し、価格は1,299.99ドル。

 上位構成は、CPUにCore i7-10750H、メモリ32GB、1TB NVMe SSD、GPUにGeForce GTX 1650 Ti(4GB)、3,840×2,400ドット表示対応15.6型タッチ液晶ディスプレイ、6セル86Whバッテリ、OSにWindows 10 Homeなどを搭載し、価格は2,449.99ドル。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3×2、USB 3.1 Type-C、SDカードスロット、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、Windows Hello対応赤外線カメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは344.72×230.14×18mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3セルバッテリモデルで1.83kg、6セルバッテリモデルで2.05kg。