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デル、新型XPS 15を国内でも発売

XPS 15

 デル株式会社は、15.6型の高性能ノートPC「XPS 15」および15.6型/14型/13型ノートPC「Inspiron」シリーズの新モデルを国内向けに順次発売する。

XPS 15

 XPS 15は、第10世代Core Hプロセッサを採用したノートPC。すでに販売を開始しており、基本構成時の税別価格は199,980円。

 縦横比16:10、画面占有率92.9%の15.6型狭額縁液晶ディスプレイを搭載。上位モデルではAdobe RGB 100%およびDCI-P3 94%をカバーし、コントラスト比1,650:1、輝度500cd/平方mを実現する3,840×2,400ドットの高色域液晶が選択できる。Dolby Vision HDRもサポートする。

 動画や画像の編集といったクリエイティブ作業向けにGeForce GTX 1650 Ti搭載モデルも用意するほか、CPUの電力を自動的に調整して性能を向上させるDell Power Managerにも対応。2基のThunderbolt 3ポートやWi-Fi 6対応無線LANなども備える。

 基本構成時のおもな仕様は、Core i5-10300H(4コア/2.5GHz、UHD Graphics)、8GBメモリ、512GB M.2 NVMe SSD、1,920×1,200ドット非光沢液晶、Windows 10 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3×2(USB PD/DP Alt Mode対応)、USB 3.1 Type-C(同)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、SDカードスロット、720p Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力などを備える。

 本体サイズは344.72×230.14×18mm(幅×奥行き×高さ)。重量はバッテリサイズによって異なり、56Whモデルで1.83kg、86Whモデルで2.05kg。

Inspironシリーズ

 Inspironシリーズからは、15.6型の「Inspiron 15 7000」、14型の「Inspiron 14 5000 2-in-1」、13型の「Inspiron 13 5000」が発売される。

Inspiron 15 7000

 Inspiron 15 7000は、XPS 15と同様に第10世代Core Hプロセッサを搭載した15.6型ノートPC。すでに販売中で基本構成時の税別価格は139,980円。

 ファンとヒートパイプを2基ずつ備え、利用時に底面が浮くドロップヒンジデザインを採用することで冷却性能が高められている。Dolby Vision HDR対応の液晶ディスプレイやWindows Helloをサポートする指紋認証センサーを装備するほか、Webカメラ部分にはプライバシーシャッターを備え、セキュリティを確保する。

 基本構成時のおもな仕様は、Core i5-10300H(同)、8GBメモリ、512GB M.2 NVMe SSD、フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Windows 10 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×3(うち1基Type-C、USB PD/DP Alt Mode対応)、HDMI 2.0、Wi-Fi 6、Bluetooth、Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは356.1×234.5×18.9mm(同)、重量は1.9kg。バッテリ容量は56Wh。

Inspiron 14 5000 2-in-1

 Inspiron 14 5000 2-in-1は、IceLake世代のCPUを採用した14型2in1。発売は29日からで基本構成時の税別価格は74,980円。

 最大16GBのメモリや512GBのPCIe SSDなどを搭載するほか、オプションのアクティブペンによる手書き入力やUSB PDとDP Alt Mode両対応のUSB Type-Cポートなども備える。

Inspiron 13 5000

 Inspiron 13 5000は、重量約1kgの13型軽量ノートPC。発売は22日からで基本構成時の税別価格は72,980円。

 アルミ製の筐体に狭額縁デザインのフルHD液晶ディスプレイを装備し、高い画面占有率を実現。第10世代Coreプロセッサを搭載するほか、ピンクサンドといった豊富なカラーバリエーションも特徴となっている。