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Google、新型コロナの影響でAndroid 11の開発を1カ月後ろ倒し

新たに発表された開発スケジュール

 米Googleは6日(米国時間)、Android 11の開発スケジュールを1カ月後ろ倒しすると発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、Android 11 Beta 1以降のリリース計画を全体的に約1カ月遅らせたかたち。同日より新たにDeveloper Preview 4の公開を開始し、これにあわせてBeta 1を6月3日、Beta 2を7月、Beta 3を8月にそれぞれ延期する。

 Pixel 2/3/3a/4ではすでに、手動またはOTA(Over The Air)を通じてDeveloper Preview 4のインストールが可能で、互換性テストおよびAndroid Emulatorも利用できる。続いてBeta 1では、Android 11向けのSDKおよびNDK APIの最終版を実装する。Beta 2はPlatform Stability版、Beta 3はRelease Candidate版(製品候補版)にそれぞれ相当し、2020年第3四半期後半の製品版リリースを目指す。

 同社では、Google I/O 2020に代わるAndroid関連のオンラインイベントとして「#Android11: Beta Launch Show」を米国時間6月3日11時(日本時間6月4日0時)より開催する予定。