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Microsoft、「Surface Headphones 2」やキーボードなど各種周辺機器を発売
2020年5月6日 22:00
Microsoftは5月6日(米国時間)、「Surface Go 2」、「Surface Book 3」を発表したが、Microsoftはそれに合わせてSurface向けの周辺機器の新製品も発表した。
発表されたのは「Surface Headphones 2」、「Surface Dock 2」などのSurfaceブランドの周辺機器と、USB Type-C Hub、キーボードなど。また、昨年(2019年)の10月にMicrosoftがニューヨークで行なったイベントでお披露目された「Surface Earbuds」も販売開始されることが明らかにされた。
Surface Headphone 2、Surface Earbudsは米国では5月12日から販売開始予定で、それぞれ市場想定価格は249ドルと199ドルから。日本マイクロソフトによれば、Surface Headphones 2は6月5日から税別29,480円、Surface Earbudsは5月12日から税別21,800円で販売開始予定としている。
いずれもお買い得な価格に価格改定されたSurface Headphone 2とSurface Earbuds
Surface Headphones 2は、一昨年に発表され日本では昨年から販売が開始されたSurface Headphoneの後継となる製品だ(初代Surface Headphonesのレビュー記事はこちら)。
最大の違いはカラーで、従来モデルがプラチナのみだったのに対してブラックが追加されており、より落ち着いた色になり、ビジネスパーソンにとっては企業内で使ったり、テレワーク/リモートワークで使う際などにもより違和感がない色が選択できることになったと言える。
従来モデルと同じように、イヤーカップの表面に用意されているダイアルを利用してノイズキャンセリングの効きを調整(13段階)できるようになっており、反対側のダイアルではボリュームを調整することができる。イヤーカップ部は今回のモデルから180度回転できるようになっており、外して首にかけておく時の快適性などが向上している。Microsoftによれば、従来のモデルと比較してオーディオのクオリティとバッテリ駆動時間が改善されいるという。
米国での販売は5月12日からで市場想定価格は249ドル(1ドル=106円換算で、26,394円)となっており、初代Surface Headphonesの発表時の市場想定価格だった349ドル(日本では39,938円)に比べて安価に設定されている。
Surface Earbudsは、昨年の10月にMicrosoftがニューヨークで行なったSurfaceの発表会で発表された完全ワイヤレスイヤフォン。詳細に関しては発表時の記事をご覧いただきたいが、左右のイヤフォンそれぞれにタッチセンサーを内蔵しており、Microsoft 365と連携した操作も可能で、iOSではOutlook、Word、ExcelやPowerPointの操作ができるようになっているし、AndroidではSpotifyをタップ操作で起動して音楽を再生したりなどが可能。
昨年10月の発表時点では249ドルと発表されていたが、今回の発表時点では市場想定価格は199ドル(1ドル=106円換算で21,094円)で、5月12日からの販売が予定されている。
Surface向けのドックやUSB Type-C Hub、キーボードなども同時に発表
「Surface Dock 2」は、現在Surface Dockとして販売されているSurface Connect経由で接続するドッキングステーションの後継となる。従来のSurface Dockはディスプレイ出力としてMini DisplayPortが2ポート用意されており、それを利用して外部ディスプレイを2つまで接続することが可能になっていた。
新しいSurface Dock 2ではそのMini DPがUSB Type-Cに変更されており、そこにUSB Type-Cの周辺機器を接続したり、USB Type-C入力を持つディスプレイを接続することが可能になる(USB Type-Cがない場合は変換ドングルなどを利用する)。また、前面にあったUSB Type-A端子が2つもUSB Type-Cに変更されており、ハイエンドユーザーを中心にUSB Type-Cへの移行が進んでいるユーザーのニーズを満たす製品となっている。
「Microsoft USB-C Travel Hub」は、持ち運びに適したUSB Type-CのHubで、USB Type-C、USB Type-A、ミニD-Sub15ピン、HDMI、Ethernetなどの端子が用意されている。
「Microsoft Ergonomic Desktop」は、キーが左右大きく2つに分離しているタイプのエルゴノミックキーボードで、「Precision Mouse」に同デザインの有線マウスが付属する。「Microsoft Bluetooth Desktop」はBluetooth接続のキーボードとマウスのセットで、モダンなノートPCで採用されている薄型のキートップになっていることが特徴。
Surface Dock 2は249.99ドル(約26,499円)、Microsoft USB-C Travel Hubは99.99ドル(約10,599円)、Microsoft Ergonomic Desktopは89.99ドル(約9,539円)、Microsoft Bluetooth Desktopは59.99ドル(約6,359円)となっている。Surface Dock 2、Microsoft USB-C Travel Hubは今月末から米国などで販売予定。
今回発表されたSurface用周辺機器などは日本でも販売される予定があり、税別価格と発売日は以下のとおりとなっている。
製品 | 一般向け税別価格 | 法人向け税別価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
Surface Earbuds (グレイシャー ホワイト) | 21,800円 | - | 5月12日 |
Surface Headphones 2 (ライト グレー) | 29,480円 | - | 6月5日 |
Surface Headphones 2 (ブラック) | - | ||
127W 電源アダプター | 13,680円 | 13,680円 | |
Surface Go Signature タイプ カバー (ポピーレッド) | 15,400円 | 15,400円 | 5月12日 |
Surface Go Signature タイプ カバー (アイスブルー) | |||
Surface モバイル マウス (アイスブルー) | 3,800円 | 3,800円 | |
Surface モバイル マウス (ポピーレッド) | |||
Surface ドック 2 | 29,400円 | 29,400円 | 5月26日 |
Microsoft USB – C トラベル ハブ (※法人製品名:Microsoft Surface USB – C トラベル ハブ) | 12,000円 | 12,000円 | |
Microsoft Ergonomic デスクトップ | 10,900円 | - | 6月15日 |
Microsoft Ergonomic デスクトップ for business | - | 9,900円 | |
Microsoft Bluetooth デスクトップ | 7,100円 | - | 5月12日 |
Microsoft Bluetooth デスクトップ for business | - | 6,500円 | 7月7日 |
製品 | 税別価格 | 発売日 |
---|---|---|
Microsoft Ergonomic デスクトップ | 10,900円 | 6月15日 |
Microsoft Ergonomic デスクトップ for business | 9,900円 | |
Microsoft Bluetooth デスクトップ | 7,100円 | 5月12日 |
Microsoft Bluetooth デスクトップ for business | 6,500円 | 7月7日 |