ニュース

DJI、1/2型4,800万画素センサー採用の小型ドローン「Mavic Air 2」

Mavic Air 2

 中国DJIは、4K撮影に対応したドローン「Mavic Air 2」を5月21日より発売する。予約はすでに開始しており、価格は本体、バッテリ、コントローラなどを含む「標準パッケージ」が105,600円、これにショルダーバッグや2個の追加バッテリ、NDフィルタ、充電Hubなどを加えた「Fly Moreコンボ」が132,000円。

 Mavic Air 2は、従来モデルに引き続き折りたたみ機構を備えた小型ドローン。3軸モーターのジンバルによりカメラのブレを抑え、スムーズで安定した撮影が行なえる。クアッドベイヤー配列の1/2型4,800万画素のセンサーと24mm相当(35mm判換算)/f2.8のレンズを採用し、4K/60fps(120Mbps)や1080p/240fpsなどといった映像が撮影可能。被写体を追跡するActiveTrack 3.0やPoint of Interest 3.0、Spotlight 2.0機能なども備える。

 新しいモーターと電子速度コントローラ、バッテリを搭載し、最大34分の飛行時間を実現。映像伝送には「OcuSync 2.0」が採用され、最大10km(国内では6km)離れてもHD映像が送れるという。なお、2.4GHz帯/5.8GHz帯をサポートするが、国内では前者のみ利用できる。

 そのほか、進行方向の障害物を回避するAPAS 3.0(高度操縦支援システム)に加え、飛行機やヘリコプターなどの信号を受信して、付近に飛行していることを操縦者に警告するAirSense技術も搭載。安全性を高めている。

 そのほか、最大256GBのmicroSDカードやH.265での映像記録にも対応。本体サイズは展開時が253×183×77mm(幅×奥行き×高さ)、折りたたみ時が97×180×84mm(同)。重量は570g

折りたたみ時
専用コントローラ