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Intel、最大5.3GHz駆動のゲーミングノート向け第10世代Core
2020年4月2日 16:01
Intelは2日(現地時間)、ゲーミングノートPC、およびクリエイターノートPC向けのモバイルCPU「第10世代Coreモバイルプロセッサー」を発表した。
現在は依然としてシングルスレッド重視のゲームが多く、より高いクロックはより短いレイテンシを意味する。その一方でクリエイターはコア数/スレッド数も重視しており、この2つのニーズを満たせるのが今回発表されたモデルとなる。
なお、型番から推測できるとおり、10nmプロセスのIce Lakeベースではなく、14nmプロセスのComet Lakeがベースとなっている。TDPを45Wまで引き上げたことで、Turbo Boost時の最高クロックは5.3GHzに達する。
Intelが公開した資料によれば、3年前のCore i7-7820HKと最新のCore i9-10980HKで比較するとゲーム性能は約2~5割、Core i7-7700HQ対Core i7-10750H比で同3~4割向上するとしているが、これはディスクリートGPUの性能向上を含んだものと思われる。
その一方で、Thunderbolt 3およびWi-Fi 6チップセットとバンドルで出荷する量が増えるため、採用モデルはより広がるとみられる。また、第10世代Coreを採用した30種類以上のゲーミングノートが20mm以下の厚さになるとしている。