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Windows 10搭載デバイスが10億台を突破

 米Microsoftは19日(現地時間)、Windows 10を有効化したデバイスが10億台を突破したと発表した。

 2015年のリリース以来、Windows 10は新ビルドのリリースごとに、バグ修正や新機能の追加などを重ね、セキュリティや信頼性の向上を図ってきたとしており、加えて近年では、1年の間に複数回の大規模アップデートを施すなど、更新のすばやい提供を行なっているという。

 同社によれば、現在1,000以上のメーカーから販売されている8万種以上のノートPCおよび2in1だけでなく、Windows Mixed Reality(Windows MR)デバイス、Microsoft HoloLens、今年(2020年)末の発売を予定しているXbox Series Xなど多くの製品を支えているという。

 また、Windows 10Xで動作するSurface Neoなどといった新たなデバイスの作製を可能としたほか、スマートフォンとの連携機能など、ほかのプラットフォームのユーザーでもWindowsのメリットが受けられるようなオープンで利用しやすいプラットフォームを目指し、開発を続けるとしている。

 同社のYusuf Mehdi氏(CVP Modern Life, Search and Devices, Microsoft)は、全世界で1,780万人以上が参加するWindows Insider Programなど、Windows 10ではつねに顧客を中心に開発が進められており、これからもWindows 10だけでなく、Windows MRやIoT、10Xなど、顧客にあわせた多様なOSを提供していくと述べている。