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Razer、定番ゲーミングマウスの後継「DeathAdder V2」
~有線式でコストダウンを図った「Basilisk V2」も
2020年1月20日 13:29
Razerは、有線接続のゲーミングマウス「DeathAdder V2」および「Basilisk V2」を24日に発売する。価格は前者が9,680円、後者は9,980円。
DeathAdder V2は、シリーズ累計で1,000万台を販売したという人気ゲーミングマウスDeathAdderの最新モデル。内部の機構は新しくなっているが、形状を踏襲することで同シリーズの愛用者が違和感なく利用できるようにした。
光学式のRazerオプティカルマウススイッチが使われており、一般的なメカニカルスイッチと異なり、物理的な接点がないのが特徴。チャタリングによる誤操作を軽減のためのデバウンスディレイソフトウェアが組み込まれていないことから、クリック入力にわずかながら遅延が発生せず、0.2msの高速な応答速度を実現した。さらに構造の簡素化で、耐クリック回数が向上している。
センサーは新型のRazer Focus+を搭載しており、20,000DPIと解像精度は99.6%の高精度タイプへと変更。マウスの持ち上げ時と下げ時それぞれのリフトオフディスタンスを設定できる非対称リフトオフ機能なども装備する。このほか、イルミネーション機能のRazer Chromaなどにも対応している。
一方のRazer Basilisk V2は、同シリーズの最上位製品であるRazer Basilisk Ultimateの特徴を引き継いだ有線モデルとなり、無線機能を落とすことで1万円以下の価格を実現した。Razer Basilisk Ultimateの特徴となっている、右ボタンが長く、中指を置きやすいへこみ型のエルゴノミクスデザインをそのまま採用し、DeathAdder V2と同じくRazer Focus+センサー、Razer オプティカルマウススイッチを搭載している。
DeathAdder V2 | Basilisk V2 | |
---|---|---|
センサー | Razer Focus+センサー(光学式) | |
解像度 | 20,000DPI | |
対スピード性能 | 最大650IPS | |
加速度 | 50G | |
ボタン数 | 8 | 11 |
オンボードメモリ | 対応(5プロファイル) | |
ポーリングレート | 最大1,000Hz | |
対応ソフト | Razer Synapse 3 | |
対応OS | Winodows 7(64bit)以降 | |
バックライト | Razer Chroma対応 | |
接続方式 | USB | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 61.7×127×42.7mm | 60×130×42mm |
重量 | 82g | 92g |
ケーブル長 | 約2.1m |