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ASUS、顔認証カメラ兼ファンモニター付属の創立30周年記念X299マザー

~USB 3.2 Gen2 x2搭載製品も登場

Prime X299 Edition 30

 ASUSは、X299チップセットを搭載したマザーボード4機種を11月より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

Prime X299 Edition 30

 Prime X299 Edition 30は、同社の創立30周年を記念したATXマザーボード。11月1日より発売の予定で、税別店頭予想価格は72,000円前後の見込み。

 Webカメラのように液晶ディスプレイ上部に設置可能なUSB接続の外部デバイス「Smart Control Console」が付属。有機EL液晶を搭載し、CPUやファンなどの状態を確認できるほか、720pのIRカメラを内蔵しており、Windows Helloの顔認証デバイスとしても利用できる。音声やジェスチャーコントロールにも対応する。

Smart Control Console

 PCBレイヤーに銅の層を設けてマザーボード全体をヒートシンクのような放熱機構として利用する「Stack Cool 3+」や、スカイブ加工された薄型フィンを採用するファンつきVRMヒートシンクによって冷却性能の向上を図る。M.2スロット用のヒートシンクも備える。

 おもな仕様は、ソケットがLGA2066、メモリスロットはDDR4-4266×8(最大256GB)。ストレージインターフェイスは、PCI Express 3.0 x4対応M.2×3、SATA 6Gbps×8。

 拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16×3、同x1×2。背面インターフェイスは、Thunderbolt 3×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、5Gigabit Ethernet(Aquantia AQC111C)、Gigabit Ethernet(Intel I219V)、IEEE 802.11ax対応無線LAN(Intel AX200)、Bluetooth 5.0、入力用DisplayPort×2、音声入出力。

ROG Rampage VI Extreme Encore

ROG Rampage VI Extreme Encore

 ROG Rampage VI Extreme Encoreは、AI Overclocking機能を備えたExtended ATXマザーボード。11月以降の発売を予定しており、価格は81,000円前後の見込み。

 AI Overclockingは、CPUやファンなどの状態から自動的に適切なオーバークロックを実行する機能。UEFIからだけでなくWindows上からも直接利用できる。アルミなどを使用した金属製ヒートシンクが各所に備えられ、システム全体の冷却性能の向上を図る。

 そのほか、最大20Gbpsのデータ転送が可能なUSB 3.2 Gen2 x2対応ポートや、10Gigabit Ethernet、アドレサブルRGB LEDなども搭載する。

 おもな仕様は、ソケットがLGA2066、メモリスロットはDDR4-4266×8(最大256GB)。ストレージインターフェイスは、PCI Express 3.0 x4対応M.2×2、SATA 6Gbps×8、ROG DIMM.2(M.2×2を拡張可)。

 拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16×3、同x4。背面インターフェイスは、USB 3.2 Gen2 x2、USB 3.1×2(うち1基Type-C)、USB 3.0×8、USB 2.0、10Gigabit Ethernet(Aquantia AQC-107)、Gigabit Ethernet(Intel I219V)、IEEE 802.11ax対応無線LAN(Intel AX200)、Bluetooth 5.0、音声入出力。

ROG Strix X299-E Gaming II

ROG Strix X299-E Gaming II

 ROG Strix X299-E Gaming IIは、2.5Gigabit EthernetとWi-Fi 6対応無線LANを備えたATXマザーボード。11月以降の発売を予定しており、価格は48,000円前後の見込み。

 AI Overclockingや各種情報を表示できる小型ディスプレイ「Live Dash」などを搭載。アドレサブルRGBや品質の高い音声入出力を謳うSupremeFXオーディオテクノロジーも備える。

 おもな仕様は、ソケットがLGA2066、メモリスロットはDDR4-4266×8(最大256GB)。ストレージインターフェイスは、PCI Express 3.0 x4対応M.2×3、SATA 6Gbps×8。

 拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16×3、同x4、同x1。背面インターフェイスは、USB 3.1×4(うち1基Type-C)、USB 3.0×2、USB 2.0×4、2.5Gigabit Ethernet(Realtek RTL8125-CG)、Gigabit Ethernet(Intel I219V)、IEEE 802.11ax対応無線LAN(Intel AX200)、Bluetooth 5.0、音声入出力。

Prime X299-A II

Prime X299-A II

 Prime X299-A IIは、マザーボードの強度と放熱性を同時に確保する熱パッドつきバックプレートを備えたATXマザーボード。11月以降の発売を予定しており、価格は40,000円前後の見込み。

 安全で信頼性の高いProCool II電源コネクタや高透磁率合金コアチョークを搭載。背面パネルが標準で装着されるほか、ケースのリセットボタンを別の機能に割り当てられるFlexKeyやUSBメモリでBIOSのアップデートが行なえるBIOS FlashBack機能も備える。

 おもな仕様は、ソケットがLGA2066、メモリスロットはDDR4-4266×8(最大256GB)。ストレージインターフェイスは、PCI Express 3.0 x4対応M.2×3、SATA 6Gbps×8。

 拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16×3、同x1×2。背面インターフェイスは、USB 3.1×2(うち1基Type-C)、USB 3.0×4、USB 2.0×2、PS/2、Gigabit Ethernet(Intel I219V)、音声入出力。