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IntelとAMDの異色コラボが実現した「Kaby Lake-G」、生産終了へ

Kaby Lake-G

 IntelのCPUとAMDのGPUを1チップ上に集約した「Kaby Lake-G」が、2020年1月31日をもって受注を終了する。最終出荷は2020年7月31日。

 対象は、Core i7-8809G/8706G/8705G、Core i5-8305G。Radeon RX Vega M GH/GLおよびRadeon Pro WX Vega M GL搭載のいずれも対象。

 Kaby Lake-Gは2017年に存在が明らかにされ、ライバル同士とも言えるIntelとAMDによる異色のコラボということで大きな話題を呼んだ。プロセッサは2018年第1四半期に出荷され、Intel自身のNUCをはじめ、デル、日本HP、CHUWI、Acerなどが搭載製品をリリースした。

 生産終了の理由として「需要がすでにほかのIntel製品に移行したため」としているが、Kaby Lake-Gほど強力なGPUを搭載したプロセッサは、現時点では登場していない。

 なお、株式会社マウスコンピューターは、このKaby Lake-Gを搭載したG-Tuneブランドの13.3型ゲーミングノートを、「NEXTGEAR-NOTE」ブランドで投入することを6月に発表しているが、10月8日現在発売が確認できておらず、タイムリミットは近い。