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Kaby Lake-G搭載の「Radeon RX Vega M」向けドライバが2年9カ月ぶりに更新

 米Intelは9日(現地時間)、Kaby Lake-Gに搭載されているGPU「Radeon RX Vega M」用ドライバ「21.10.03.11」を公開した。前回の正式版は2019年1月10日だったため、実に2年9カ月ぶりの更新。

 新バージョンでは、PlayReady AV1コーデックのデコードをサポートしたほか「Metro Exodus - Enhanced Edition」、「バイオハザード ヴィレッジ 」への最適化などを行なっている。

 約2年9カ月ぶりの更新となるが、リリースノートによれば、本ドライバはAMDのグラフィックスドライバ「Adrenalin 21.10」のRC版をベースにしており、最新の機能やセキュリティアップデートは含まれないという。更新プログラムは2022年3月に公開予定としている。

 このほか既知の問題として、Edgeブラウザ上でPlayReadyが動作しない、Blenderで「bmw27」をレンダリングした後にプログラムを終了すると一定の確率でエラーが発生する、ストリーミングサービス「Vudu」で再生エラーが起きるなどの不具合を挙げている。