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USB Type-C初搭載のAmazon「Fire HD 10」登場。8コア化で性能アップ

~新色ホワイトとブルーを追加

Fire HD 10(新色ホワイト)

 Amazon.co.jpは10月7日、Fire OS搭載の10.1型タブレット「Fire HD 10」の予約受付を開始した。10月30日より出荷予定。価格は32GBモデルが15,980円、64GBモデルが19,980円。本体色は従来のブラックのほか、新たにホワイトとブルーが追加された。

 2017年10月に発売されたモデルの後継機で、今回で第9世代になった。SoCが前モデルの4コアから8コアへと増加したことで性能が30%高速化。アプリ/ストリーミング/Webブラウザをすばやく切り換えできる。また、Fire HDシリーズ初のUSB Type-Cポート(接続はUSB 2.0)を装備した点がハードウェア上の大きな違いとなる。

 このほか、バッテリ駆動時間が10時間から12時間に増え、microSDカードの対応容量も最大512GBまで拡張。自社でのランダム落下試験を通過しており、iPad Proの4倍の耐久性を実現したとし、価格を抑えつつ強度を高めている点もウリにしている。

 ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能に対応しており、Webサイト/メール/カレンダー/SNSアプリなどを使用しながら、Prime VideoやNetflixなどの動画を同時に小画面で視聴可能。Alexaのハンズフリーモードもサポートし、ボタンを押さずに動画/音楽の再生、アプリの起動、ニュースや天気の確認などが行なえる。

 ディスプレイの解像度は前モデルと同じWUXGA(1,920×1,200ドット)で、反射防止技術つきIPS液晶パネルを採用。2GBのメモリ容量やIEEE 802.11ac無線LAN、Dolby Atmos Audio対応デュアルステレオスピーカーの搭載は変わらない。カメラは前面/背面ともに200万画素で、720p HDのビデオ録画が可能。3.5mmステレオジャックも備える。

 本体サイズは262×159×9.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は504g。

本体色はこれまでのブラックのほかに、ホワイトとブルーが追加された。
ブラック
ホワイト
ブルー
5色の純正カバーも用意し、価格は4,780円