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日本語向けにGoogleアシスタントの新音声が追加

 米Googleは9月18日(現地時間)、Android OSで提供されているGoogleアシスタント機能に、新しい音声を追加したと発表した。日本語を含めた9言語で今週には利用できるようになる。

 2017年にGoogleアシスタントは7言語からスタートし、今では30以上の言語に展開。英語向けには11種の音声があるが、今回日本語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、ノルウェー語、イタリア語、韓国語、イギリス英語、インド英語向けに新音声が提供される。

 新音声はGoogle傘下のDeepMindが開発している最先端のWaveNet技術から生み出されており、優れた音程と速さからなる自然な音声を実現している。WaveNet技術では深層学習を使い、与えられた文字から波形合成を行なって、人間的で不自然さのない発声を作り出せる。

 Googleアシスタントの新音声は「設定」から選ぶことができ、性別の区分けではなく「オレンジ(男性)」、「レッド(女性)」といった色の名前で登録されている。なお、Googleアシスタントの初期セットアップのさいには「オレンジ」か「レッド」のどちらかがランダムで割り当てられるようになっている。