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バッファロー、Wi-Fi 6/10GbE対応のハイエンド無線ルーター
2019年9月4日 12:35
株式会社バッファローは、国内で初めて10Gigabit Ethernet(10GbE)を搭載し、2019年7月施行の電波法施行規格に準拠したWi-Fi 6対応無線ルーター「WXR-5950AX12」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,000円前後の見込み。
また、内部構造が見えるクリアブラックパネルを天面と背面に採用し、ゴールドのブランドロゴをあしらった台数限定モデル「Launch Edition」(WXR-5950AX12R)も同時発売する。
2019年9月現在、国内の各社が10G対応の光インターネットサービスを展開しているほか、eスポーツや8K視聴など、家庭内に対するネットワーク環境も高度化している。本製品はこの動向を背景に開発されたフラグシップモデルにあたる。
Wi-Fi 6では、近距離での通信を高速化する1024QAMや、帯域を分割して複数端末の同時通信を高速/低遅延化するOFDMA、空間を多重化して複数端末との同時通信を高速化するMU-MIMO、160MHzの広帯域幅、スマホ/タブレットのバッテリ消費を抑えるTWTなどの仕様に対応。従来規格の11acでも、対応端末であれば160MHz帯域やTWTに対応できる。
さらに本製品では、8x8外付けアンテナを備え、MU-MIMO(11acの2x2対応機器の場合、最大4台)や、8x8ビームフォーミングに対応。帯域制御を行なうアドバンスドQoSも備える。帯域幅の異なる端末(80MHz/160MHz)に対しそれぞれの性能を最大化する独自アンテナ「デュアルスタックダイポールアンテナ」を搭載する。
メインCPUには64bit/2.2GHz駆動のクアッドコアCPUを搭載。有線LANポートは、国内の家庭用無線ルーターとしてははじめてWAN/LAN(4ポートのうち1ポート、残りはGbE)ともに10GbEに対応する。5GbEと2.5GbEもサポートし、同時発売される2.5GbE対応のUSB LANアダプタ「LUA-U3-A2G」、および近日発売予定の2.5GbE対応5ポートスイッチングハブ「LXW-2G5」も対応する。
通信速度は802.11ax(5GHz)が4,803Mbps、802.11acが3,466Mbps、802.11ax(2.4GHz)が1,147Mbps、802.11nが800Mbps、802.11a/gが54Mbps、802.11bが11Mbps。暗号化はWPA3/WPA2/WPA Personal、WEPなど。本体サイズは300×75×195mm(幅×奥行き×高さ、アンテナ除く)、重量は約1,580g。
