ニュース
日本HP、バッテリ回収プログラムの対象製品を拡大
2019年8月29日 13:34
株式会社 日本HPは、同社ノートPCなどのバッテリパックを対象とした自主回収プログラムの対象範囲を拡大すると発表した。
同社では、バッテリサプライヤの1社から提供されたバッテリパックに、潜在的な安全上の問題があることが判明したとして、自主回収プログラムを2018年1月5日に告知、2019年1月18日に改訂している。今回は新たに回収対象となるバッテリパックが増加したとして、対象範囲を拡大している。
新たに対象となったのは、2015年12月~2018年10月に販売した一部のノートPC、モバイルワークステーションに搭載されたバッテリパックの一部、および2015年12月~2018年12月の間に保守サポートで修理交換したバッテリパックの一部。日本国内で対象となるバックパックは302個で、現時点では国内における事故報告はないとしている。
交換対象となるバッテリパックを搭載、または保守サポートで修理交換した保守部品に対象バッテリパックが含まれる可能性がある対象製品は以下のとおり。
- HP ProBook 640 G2 Notebook PC
- HP ProBook 645 G2 Notebook PC
- HP ProBook 650 G2 Notebook PC
- HP ZBook Studio G3 Mobile Workstation
- HP ZBook Studio G4 Mobile Workstation
- HP ZBook 17 G3 Mobile Workstation
- HP ZBook 17 G4 Mobile Workstation
- HP ProBook 655 G2 Notebook PC
- HP ProBook 640 G3 Notebook PC
- HP ProBook 645 G3 Notebook PC
- HP ProBook 650 G3 Notebook PC
- HP ProBook 655 G3 Notebook PC
- HP ProBook 455 G4 Notebook PC
- HP ProBook 470 G4 Notebook PC
- HP ProBook 430 G5 Notebook PC
- HP ProBook 450 G5 Notebook PC
- HP ProBook 470 G5 Notebook PC
- HP mt20 Mobile Thin Client
- HP Pavilion x360
所有するバッテリパックが交換の対象となるかについては、専用Webサイトよりバッテリパックチェックツール(HP Battery Program Validation Utility)をダウンロードし、付属のバッテリパックが交換の対象となるかを確認できる。
該当する場合は、交換用バッテリの申し込みボタンが表示され、表示に従って申し込むことで、サービス担当者が指定の住所まで向かい無償で交換を行なう。
交換までの間は、製品を「バッテリ安全モード」に設定し、常時ACアダプタを接続して利用するよう案内している。バッテリ安全モードへの設定方法も前述の専用Webサイトで確認できる。