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レノボ、メモリを最大64GB積める「ThinkPad P1 (Gen2)」など

ThinkPad P53s

 レノボ・ジャパン株式会社は、15.6型モバイルワークステーション「ThinkPad P53s」、および「ThinkPad P1(Gen2)」を発売した。

ThinkPad P53s

 ThinkPad P53sは前世代モデルから12%軽量化し、約1.75kgを実現した15.6型モバイルワークステーション。税別最小構成価格は254,000円から。

 屋外でも見やすい500cd/平方mの4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイ(7月31日出荷予定)を選択可能なほか、4コア/8スレッドCPU、Quadro P520 GPU、テンキー、Gigabit Ethernetの搭載などが特徴。

 また、BIOSが破損したいさいに自動修復するBIOS、物理的なカメラカバーのThinkShutterといったセキュリティ機能も搭載。LTEオプションも選べるようになっている。

 CPUはCore i7-8665U/8565U、メモリは最大48GB、ストレージは最大2TB NVMe SSD、ディスプレイに4KまたはフルHD(1,920×1,080ドット)表示対応15.6型IPS液晶を選択可能。OSはWindows 10 Pro。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、無線LAN(オプション)、Bluetooth 5.0、microSDカードリーダ、720p対応Webカメラ、Windows Hello対応IRカメラ、指紋センサー、音声入出力などを搭載する。

 バッテリは3セルリチウムイオン、駆動時間は約17.3時間。本体サイズは約365.8×248×19.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.75kg。

ThinkPad P1 (Gen2)

ThinkPad P1 (Gen2)

 ThinkPad P1 (Gen2)はCPUに第9世代のCore i7、GPUにQuadro T2000/T1000を搭載し、従来モデルから性能を向上させたモデル。税別最小構成価格は331,000円から。

 4K IPS液晶を搭載可能で、その場合はカーボン柄の天板を採用する。また、オプションとしてファクトリー・キャリブレーションが選択可能となっており、パネルの発色データをクラウド上に保存し、このデータをダウンロードすることで、キャリブレーションを行なうたびに高精度にオリジナルの発色に戻せるとしている。

 CPUはCore i7-9850H/9750HまたはXeon(秋頃リリース予定)、メモリは最大64GB、ストレージは最大4TB NVMe SSD、ディスプレイは4KまたはフルHD表示対応15.6型IPS液晶を選択可能。OSはWindows 10 Pro。

 インターフェイスはThunderbolt 3×2、USB 3.0×2、HDMI出力、イーサネット拡張コネクター、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、720p対応Webカメラ、Windows Hello対応IRカメラ(オプション)、4in1マルチカードリーダ、スマートカードリーダ、音声入出力などを搭載する。

 バッテリは4セルリチウムイオンで、駆動時間は最大約16.6時間。本体サイズは約361.8×245.7×18.4mm(同)、重量は約1.7kg。