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アユートが「Pico」製6DoF対応スタンドアロン型VR HMDを取り扱い

Pico Neo

 株式会社アユートは、中国Pico Technology製VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Pico Neo」、「Pico G2 Pro」および「Pico Goblin」を発売した。価格はすべてオープンプライス。

 いずれの製品も、VRコンテンツに特化したAndroidベースの独自UI「Pico UI」を採用する。

Pico Neo

 Pico Neoは、インサイドアウト方式の6DoF(Degree of Freedom)トラッキングが可能なVR HMD。なお、付属のコントローラは3DoFセンサーとなる。

 頭頂部に固定ベルトのない輪っか状のヘッドバンドが特徴。左右それぞれに解像度1,440×1,600ドットの3.5型液晶ディスプレイを備え、リフレッシュレートは90Hz。フレネルレンズを採用し、視野角は101度。

 おもな仕様は、SoCがQualcomm Snapdragon 835、メモリがLPDDR4X 4GB、ストレージが64GB UFS2.1フラッシュメモリ。Pico UI 2.0をサポートする。

 インターフェイスは、USB Type-C、microSDスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。

 HMD部のサイズは95×189×106mm(幅×奥行き×高さ)、重量は380g。バッテリ駆動時間は約3時間。

Pico G2 Pro

Pico G2 Pro

 Pico G2 Proは、HMD部の重量が268gと軽量なVR HMD。本体およびコントローラともに3DoFのトラッキングをサポートする。

 バッテリを後頭部に収納して重量バランスを調整したり、ブルーライト低減機能を搭載するなど、長時間の使用を想定した設計となっている。画面解像度は左右それぞれ1,440×1,600ドット、リフレッシュレートは90Hzで、視野角は101度。

 おもな仕様は、SoCがQualcomm Snapdragon 835、メモリがLPDDR4X 4GB、ストレージが64GB UFS2.1フラッシュメモリ。Pico UI 3.0およびViveportをサポートする。

 インターフェイスは、USB Type-C、microSDスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。

 HMD部のサイズは89×172×93mm(同)。バッテリ駆動時間は約3時間。

Pico Goblin

Pico Goblin

 Pico Goblinは、5.5型2,560×1,440ドット解像度の液晶パネルを1枚搭載したエントリー向けのVR HMD。本体およびコントローラは3DoFのトラッキングをサポートする。リフレッシュレートは70Hzで、視野角は92度。

 おもな仕様は、SoCがQualcomm Snapdragon 820、メモリがLPDDR4 3GB、ストレージが16GB eMMC。Pico UI 2.0をサポートする。

 インターフェイスは、Micro USB、microSDスロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2。

 HMD部のサイズは113×185×101mm(同)、重量は440g。バッテリ駆動時間は約2.5~3時間。