レノボ、12万円からの15.6型ゲーミングノート

ideapad L340 Gaming

　レノボ・ジャパン株式会社は、ゲーミングノートPC 3機種を発表した。エントリー向けの15.6型「ideapad L340 Gaming」と、最新CPUとGPUを採用した15.6/17.3型の「Legion Y740」と「Legion Y540」を用意し、6月7日より順次発売する。

ideapad L340 Gaming

　ideapad L340 Gamingは、最小構成時の税別店頭予想価格が114,800円(税込123,984円)からとゲーミングノートながら比較的低価格に設定。同社が店頭販売している15.6型のスタンダードノート「ideapad L340」を、ゲーミングモデルとして作り替えた製品で、CPUはモバイル向けのUプロセッサからCore i7-9750Hに、GPUはディスクリートタイプのGeForce GTX 1050(GTX 1650もオプションで用意)を搭載しているのが特徴。

　デュアルファンの冷却システムや大容量バッテリの実装など、内部の構成をゲーミング向けに見直すことで、ゲームへの性能を確保しつつ、コストパフォーマンスを高めている。また、ゲーミングモデルらしく筐体のアクセントカラーに合わせたブルーLED搭載キーボードを備え、サウンド面ではDolby Audioへの対応し、臨場感を高める設計を採用した。

Legion Y740、Legion Y540

Legion Y740

　Legion Y740はNVIDIA Max-Qデザインを採用するゲーミングノートで最小構成時の税別価格は282,000円(税込304,560円)、Y540はMax-Qは非対応となり、最小構成時の価格は同179,800円(税込194,184円)。両モデルとも15.6型と17.3型の2種類の筐体を用意する。

　Y740とY540ともにリフレッシュレート144Hz表示のIPSパネル採用フルHD液晶ディスプレイを備え、Y740はDolby VisionとG-SYNCもサポート。CPUとGPUを別々に冷却するデュアルチャネルサーマルシステムをそれぞれ採用しており、効率的な冷却を可能としている。さらに共通してDolby Atmosサウンドシステムを実装した。

　上位のY740のみの特徴として、Max-Q筐体に準拠したアルミニウム筐体を採用し、GeForce RTX 2080または2070を搭載可能。また、Corsair iCUE対応のRGBバックライトキーボードを装備。一方のY540はGeForce RTX 2060またはGTX 1660 Tiを選択可能とする。

　なお、Y740のOSは英語版のWindows 10 Homeのみで、キーボードも英語配列となっている。Y540は日本語か英語版を選べる。

Legion Y540