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Acer、デュアルXeonで40コア/80スレッドのクリエイター向けデスクトップ
2019年4月12日 15:06
台湾Acerは11日(米国時間)、クリエイター向けの新製品シリーズ「ConceptD」より、デスクトップPC 2製品を発表した。
「ConceptD 900」は、クリエイター向けのハイエンドワークステーションPC。米国発売は7月予定で、価格は19,999ドルから。
Xeon Gold 6148プロセッサを2基搭載し、最大40コア/80スレッド環境を構築できる。メモリスロットは12本で、192GBのECCメモリを搭載可能。GPUにはQuadro RTX 6000を採用する。
映画やアニメーション制作、製品デザイナーなどに最適であるほか、AI開発者にも向いた製品であるとしている。
マザーボード上にはM.2スロット2本を備え、ケース側には5基のストレージベイが用意され、自由なストレージ構成を実現可能。PCIe x8スロット3本とPCIe x16スロット4本により、さらなる拡張も可能であるとしている。
高負荷アプリケーションの実行を考慮した前面吸気のエアフロー設計と、6基のファンを搭載する。
「ConceptD 500」は、クリエイター向けのデスクトップPC。米国発売は7月予定で、価格は1,699ドルから。
8コア/16スレッドのCore i9-9900Kなど、第9世代Coreプロセッサを搭載し、最上位構成ではGPUにQuadro RTX 4000を採用。HDRの5K(5,120×2,880)出力をサポートする。
メモリはDDR4-2666を最大64GB搭載可能。マザーボード上のNVMe SSDにより、サイズの大きな3Dモデルも、リアルタイムで3Dレンダリングできるとしている。
ケースはコンパクトタワーサイズで、滑らかな曲線デザインを採用。天面に木目調のパターンを配置し、Qi対応機器をワイヤレス急速充電できる。また、収納可能なヘッドセット用クレードルを備える。そのほか、40dBの静音設計を謳う。