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シャープ、ロボホン新機種発売。留守番機能や家電連携を強化
2019年2月18日 12:23
シャープ株式会社は、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の新製品3機種を2月27日に発売する。2足歩行可能な「SR-03M-Y(LTE/3Gモデル)」と「SR-04M-Y(Wi-Fiモデル)」、非歩行で着座形状のRoBoHoN lite「SR-05M-Y(Wi-Fiモデル)」を用意し、税別直販価格は順に180,000円、120,000円、79,000円。
新製品となり、機能やサービスを追加。「お留守番」アプリを使うことで、ロボホンが自宅内に人がいることを検知すると写真を撮影し、指定のアドレスにメールを送信したり、リアルタイムの映像をスマートフォンで確認したり、スマートフォンから入力した文章をこどもに伝えたりすることができる。
また、別売のIoTリモコン「eRemote mini」とTVや照明器具といった家電製品を連携させ、音声操作などが可能。「ワイヤレス出力」機能を使い、ロボホンが撮影した写真や動画をTV上に映し出すこともできる。
電話(SR-03M-Yのみ)、メール、カメラ、アラームなどの基本機能や、天気、リマインダを備え、5月よりヘルスケアサービスも提供予定。さらに、ロボホンが指定の曲を歌ってくれる「ボクと歌お」を6月より月額税別300円で提供予定となっている。
ロボホンの仕様は、OSがAndroid 8.1、CPUがSnapdragon 430(4コア1.4GHz+4コア1.1GHz)、メモリ2GB、ストレージ16GB、2.6型QVGA(320×240ドット)ディスプレイ、サーボモータ13個(SR-05M-Yは7個)、9軸(加速度3軸/地磁気3軸/ジャイロ3軸)と照度センサー、GPS、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、800万画素CMOSカメラなどを搭載。
本体サイズは高さが約198mm(SR-05M-Yは約148mm)、重量は約395g(SR-05M-Yは約360g)。
シャープではこのほか、HEMS(Home Energy Management System)をサポートし、太陽光発電システムの発電量の確認などができる「RoBoHoN lite HEMS」、ロボホン用プログラミングツール「ロブリック」の一般向け販売(税別8,900円)も発表している