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Samsung、コスパ重視のスマホ向けミドルレンジSoC「Exynos 7904」

Exynos 7 Series 7904

 Samsung Electronicsは1月21日(インド時間)、スマートフォン向けのミドルレンジSoCとして「Exynos 7 Series 7904」を発表した。インドのコンシューマ市場向けに展開するコストパフォーマンス重視のプロセッサで、すでに量産体制に入っている。

 14nmプロセスルールで製造され、2コア1.8GHz駆動のCortex-A73と、6コア1.6GHz駆動のCortex-A53を実装するオクタコア構成を採用し、Webサイトの閲覧やアプリを快適に動作させる性能を有する。

 内蔵のISP(Image Signal Processor)は1カメラあたり3,200万画素の解像度を備え、高解像度イメージング向けのトリプルカメラや、多数の新機能を利用可能。フルHD(1,920×1,080ドット)での120fpsおよび、4K(3,840×2,160ドット)での30fps再生ができ、ディスプレイは最大でフルHD+(2,160×1,080ドット)をサポートする。

 このほか、LTE Cat.12対応モデムを備え、3CA(キャリアアグリゲーション)でダウンリンク速度600Mbpsを実現する。