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Samsung、10nm FinFETプロセスのプレミアムスマホ向けSoC「Exynos 9610」
~480fpsのフルHDスローモーション動画撮影をサポート
2018年3月22日 16:50
韓国Samsung Electronicsは22日(現地時間)、第2世代10nm FinFETプロセスを採用したスマートフォン向けSoC「Exynos 9610」を発表した。2018年下半期に量産を開始する。
Exynos 7シリーズに属し、アッパーミドルクラスのスマートフォンをターゲットに開発された。ディープラーニング技術をベースとした画像処理用DSPを採用し、顔や物体の分析速度を高められる。また、480fps/フルHD解像度のスローモーション撮影に対応。最大で4K/120fpsのHEVC(H.265)デコード/エンコードも可能としている。
CPUはCortex-A73 2.3GHz×4+Cortex-A53 1.6GHz×4、GPUはMali-G72 MP3、最大ディスプレイ解像度は2,560×1,600ドット(WQXGA)。対応メモリはLPDDR4x、対応ストレージはUFS 2.1またはeMMC 5.1。
LTEモデムはCat.12 3CAによる下り最大600Mbps/Cat.13 2CAによる上り最大150Mbpsの転送に対応。このほか、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、FMラジオ、GPS、GLONASS、BeiDou、Galileoをサポートする。