ニュース

日本HP、「ProBook」や「ZBook」のバッテリ797個を追加で自主回収

2019年1月18日 14:22

HP ZBook 17 G4 Mobile Workstation

　株式会社日本HPは、2015年12月から2018年4月に販売したノートPCに搭載した一部、もしくは2015年12月から2018年12月のあいだに保守サポートで修理した一部、国内で合計797個のバッテリパックを自主回収すると発表した。

　同社は2018年1月5日から、ノートPCおよびモバイルワークステーションのバッテリパックの自主回収プログラムを実施していたが、その後の調査により、回収対象となるバッテリパックが増加することがわかった。よって、今回このプログラムの対象を拡大し、事故防止のため無償交換を行なう。

　これはHP製品用にサプライヤの1社から提供されたバッテリパックに、潜在的な安全上の問題があることが判明したため。対象となるかどうかは、専用のWebサイトで確認できる。該当する場合は交換するまでのあいだ、製品を「バッテリ安全モード」に設定し、つねにACアダプタに接続して使用するよう呼びかけている。

　交換対象のバッテリパックを搭載した製品は下のとおり。

　保守サポートで修理交換した保守部品に、対象のバッテリパックが含まれている国内販売製品は下のとおり。

　上記製品でもすべてが該当するわけではないため、個々の確認が必要。チェックは専用のツールから行なえ、該当する場合の手続きも同ツール上で案内する。すでにバッテリ交換プログラムを実施済みのユーザーは該当しない。

　該当する場合、サービス担当者が訪問に関する手順書を指定の住所まで送り、担当者がユーザーのもとに訪れ交換を行なう。いずれのモデルもバッテリを内蔵しているため、ユーザー自身で取り外さないよう呼びかけている。