Windows 10プレビュー版に、タイムサーバーと「今すぐ同期」させるボタン

　米Microsoftは11月28日(現地時間)、Windows 10 Insider PreviewのBuild 18290(19H1)をFast ringでリリースした。

　Microsoftは今回のビルドよりも以前のものについて、Insider Previewを期限切れにする“時限爆弾”を設けていたとのことで、プレビュー版を継続して利用するには、ビルドのバージョンを上げておく必要があり、期限が切れた場合には警告が表示される。

　Fast ringのユーザーは12月14日に期限切れとなるため、それまでにこの18290にアップデートすればよい。Slow ringのユーザーについては、October 2018 Updateの最後のビルドである17763にすれば回避できる。

　Build 18290の更新内容については、上掲のスクリーンショットにあるように、スタートのメニューと電源関連のデザインが変更され、わかりやすいアイコンが追加された。

　また、設定メニューの「日付と時刻」において、手動でタイムサーバーと同期させる「今すぐ同期」ボタンも追加されている。

「今すぐ同期」ボタンが追加

　以前のビルドから、アプリがマイクを使用しているさいに、システムトレイ上にマイクアイコンが表示されるようになったが、そのアイコンにカーソルを合わせたさいに、マイクを使用しているアプリ名が表示されるようになった。アイコンをダブルクリックすると設定が開くようにもなっている。

マイクアイコンにカーソルを合わせると使用アプリを確認できる

　このほか、Windows Updateで再起動が必要なパッチがダウンロードされたさいに、システムトレイに再起動をうながすオレンジ色のアイコンが表示されるようになった。