Windows 10のZIP解凍不具合パッチがInsider向けに提供

　米Microsoftは10月30日(現地時間)、Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)で起きている、ZIPファイル解凍時の不具合(Windows 10 October UpdateでZIP解凍時の上書き確認ダイアログが消失参照)を修正する累積アップデート(KB4464455)を、Insiderプログラム参加者向けにSlow ringとRelease Preview ringで配布開始した。

　上記リンクの記事にあるとおり、エクスプローラーでのZIPファイル解凍時、ファイルの上書きが起きるさいに、それを問うダイアログが表示されないという問題が発生している。また、Windows 10 October 2018 Updateでは、ファイルが消失してしまうという不具合も起き、急遽アップデートの提供が止められたという措置も記憶に新しい(Windows 10 October Updateでファイルが消失する原因が判明参照)。

　今回もMicrosoftの早急な対応が望まれるが、製品版Windows 10 October 2018 Updateへのパッチの提供は、次回11月の累積アップデート配信時になると思われる。